高等独文解釈



このページは、故 田中健二 大阪大学名誉教授が独文解釈用に収集した文章とその和訳の遺稿を
試行的に公開するものです。 校正は 林正則 大阪大学名誉教授にご助力頂きました。
ドイツ文学の研究者や学生のみならず、一般愛好家の方々にも広く読まれることを期待します。
なお、文書の閲覧および保存は原則として自由ですが、和訳の著作権は放棄しておりません。
二次利用される場合は必ず事前に 当法人事務局 へご一報をお願いいたします。
また、残念ながら原稿の多くには出典が付記されておりません。
もしお分かりの方が居られましたら、是非ともお知らせ頂けると幸いです。

◆ 目次 (1〜83) ◆
◆ 目次 (84〜124) ◆
1. 人間は社会的存在である
2. 西欧文化に及ぼした古代文化の影響
3. 「科学」の成立事情について
4. ある池の周辺と水面の景観
5. 「贈り物」はいかにあるべきか
6. シェリングとフィヒテの相違点
7. ジョン・ロックの文体の平明さについて
8. 「ソクラテスの哲学」について
9. 中世世界観の崩壊
10. 科学史上新紀元を画する時代
11. 認識そのもののための認識
12. 人間にとって最も大切な生活財
13. デカルト哲学の難点について
14. 現代に及ぼす古典作家の影響
15. 「知恵」と「科学」の相違
16. ドイツ民族の恵まれない生活圏
17. 啓蒙時代末期のドイツ文学事情
18. トーマス・マンの芸術観
19. 哲学史上カントが卓越した地位を占める理由
20. 過去の時代に対する見方
21. 意志の自由は責任・功罪の基礎である
22. ヘラクレイトスが後世に与えた影響
23. 内への道と外への道は同一である
24. 各国の古代文化摂取の仕方
25. 文化科学は社会科学である
26. ドイツ人の形而上的性格について
27. カント道徳律の意義
28. 労働の実績について
29. 議論の不毛性について
30. 精神的生活の現象について
31. 労働はその本質上商品ではない
32. 財の主観的・客観的価値
33. 啓蒙主義哲学の抽象性について
34. 文化の概念はいかにあるべきか
35. 社会と個人はどちらが先か
36. 言語は社会的根本現象である
37. 人類は今日奇妙な状態にある
38. 同種族は共属性を有している
39. 科学は完結したものではない
40. ゲルマン民族の人類史に及ぼした影響
41. 「巨人のように大きい」の意味
42. 軽率な人と慎重な人との差異
43. 進歩とは人間の意志の働きである
44. 自他に対する義務の発生理由
45. 人間は社会の福祉に責任がある
46. 規範と社会的要求との不一致について
47. ライブニッツ思想の特質
48. 自由を本気で信じうるのはどういう人間か
49. 歴史家の守るべき最高の戒律
50. 大政治家たるものの資質について
51. ヘルバルトの考え方について
52. スピノーザとライブニッツについて
53. ヘーゲル哲学は時代の表現である
54. 学的世界観学たる哲学の本質について
55. スピノーザの精神的偉大さについて
56. 中世思想の消極性について
57. 近代ヨーロッパ文化史の特徴
58. 人間の認識活動について
59. スピノーザ哲学の特質について
60. 財の不足が経済を生ぜしめる
61. 外面的財の追求は堕落を招く
62. ドイツ的イデオロキーの本質について
63. リッケルトの仕事について
64. 国民の教養層の任務について
65. ヨーロッパ中世文化の特質
66. カント認識論の成立事情
67. 形而上学は必ず擬人観を含む
68. 「体験」は概念的には不確定である
69. 有用な職業はすべて道徳的である
70. 中世形而上学と近世世俗哲学
71. ゲーテの「ものの見方」の特徴
72. 家庭の本質的な社会的機能
73. 「発端」は三種の意味に区別される
74. 真の芸術家には追随者が少ない
75. 動物にも道徳生活の前段階がある
76. 人間の不可思議な生命力
77. 人間の理想的状態を神に求めると…
78. 幸福的人格論と批判的人格論について
79. 歴史には様々な時代がある
80. 教育の歴史は人間文化の歴史である
81. 哲学は理性そのものには触れない
82. 社会生活は有機体に比せられる
83. 時代特有の精神を認識する方法
84. 人間には自己愛も隣人愛もある
85. 自然科学と歴史科学との相違
86. 哲学の二形式: 「説得」と「誘導」
87. 科学における心理学の帰属問題
88. 政治的区別は敵味方の区別である
89. 専門語は新造語や借用語で補う
90. 相対主義的真理の誤り
91. 言語遺産と造形美術品について
92. プラトーの不朽の業績
93. 現代文化に内在する「焦燥」について
94. 人文主義・宗教改革以後の哲学
95. 素朴詩人のあり方
96. 感情詩人のあり方
97. ローマン主義は変化更新の要素である
98. ゲーテの偉大さについて
99. 「人間の問題」の取り扱い方
100. 天才は素朴な表現で思想を表す
101. 心理学・論理学・認識論
102. 真の詩を作る難しさについて
103. 規範は行為・態度の普遍的規則である
104. ヤンセンのカトリック的史観への疑問
105. 人間の意識する世界とは何か
106. 価値基準と時代区分・時代評価
107. 戦時におけるインテリの態度
108. 事実を「法則」と見てはならない
109. ドイツ観念論の三大哲学者
110. 道義の涵養と哲学の課題
111. 人文主義的自然観とは何か
112. ゲーテの「体系」忌避について
113. 純粋な「利己主義」とは何か
114. リルケの生き方について
115. 「文芸」と「絵画」との相違点
116. フランス文化の特質について
117. クロプシュトック文学の特徴
118. ゲーテにおける「体験」の重要性
119. トーマス・マン叙事文学の精神について
120. トーマス・マンの「遊びとしての芸術」観
121. 「退屈」の本質について
122. 「時間」は利用すべきものである
123. 言語学は精神科学一般の基礎学である
124. 言語、特に方言の空間的領域について


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